
不動産担保ローンの世界にも存在する闇金融
不動産担保ローンの審査は甘いですが、ブラック対応をしていないところもあります。
審査が厳しい銀行
銀行はカードローン審査も厳しいですが、不動産担保ローンも同様です。
評価額が高い不動産だとしても、収入が低すぎる、他社返済状況が悪い、職種などでも足元をみられることがあります。個人信用情報機関の内容で、異動情報があるだけで審査落ちという場合もあります。
固定資産税の支払いができていないだけでもアウトですが、多重債務者で延滞をしているのもダメでしょう。多重債務者であること事態が否定されるのです。
ただ、こうした審査の厳しい不動産担保ローンの金利はとにかく低く魅力です。不動産担保ローンの場合、大抵銀行で5000万円まで、ノンバンクで1億円超に対応している場合が多いです。金利は銀行で4%~、ノンバンクでは10%を越えることもあります。
闇金専門業者
この不動産担保ローンでは、ブラックに友好的な存在が多いです。契約の最初では経費がかかります。
どんな金融機関でも徴収するのですが、闇金ではここから金額が跳ね上がります。どこも難しい審査で借りられないとわかると、今度は返済期間をとても長く設定します。負担を小さくするからと言うのは表向きの理由で、実は永遠に返済をさせようという算段です。
繰り上げ返済を嫌がるところが多いです。それでも資金ができたからと返済を急ぐと、手数料の名目でバカ高い手数料を請求されることになります。信じられないくらいの高い不動産担保ローンになってまいます。

口コミサイトを確認して
たいてい不動産担保ローンに関しては、審査が厳しいですが、銀行がベストです。あとは専門業者で、老舗と言われる日宝、株式会社ナショナル商事、もみじ商事株式会社などがあります。
必ず口コミがたくさんあることを確認して下さい。無料相談などを利用して、急がない資金であれば業者を選ぶことは必要です。闇金にはくれぐれも気をつけて下さい。
ブラックの対応はいろいろ
返済期間の長い不動産担保ローンでは、最終的に返済ができないと債務整理よりも不動産没収ができる債権者にとっては、ブラックでも柔軟審査になります。
しかし、無職は審査落ちです。返済ができないのではローンそのものを組むことができないのです。
不動産担保ローン体験者のほとんどは、一時的な資金繰りとして利用している方が多いです。返済期間も10年程度で完済できる内容がおすすめですが、それ以上になると返済そのものが大変になるのは確かです。
ブラックでは、不動産担保ローンでのまとめローンも真剣に検討して下さい。単に毎月の返済負担を増やすだけの不動産担保ローンはしないほうが無難です。
