
独自性が強いみずほ銀行の不動産担保ローン
みずほ銀行の不動産担保ローンは、みずほホームエクイティローンという商品です。商品概要を確認すると、他の不動産担保ローンにはない「厳しい」決まりがあります。
使途は自由だけど
当然のことながら、個人向けの不動産担保ローンですから、事業性資金としての使うことはできません。経営者としてのローンには不向きですが、個人事業主がプライベートで使用と言うのはOKです。
多重債務者は無理
多くの金融機関の不動産担保ローンでは、借り換え目的でおまとめローンとして使えますが、みずほ銀行の不動産担保ローンはおまとめローンはNGです。ということは、信用情報で多重債務者であることで審査落ちになってしまうことに。

契約者=不動産所有者
不動産担保ローンは、契約者以外の不動産でも担保にできることが多いですが、みずほ銀行の不動産担保ローンは必ず自分のものでなければならない、自宅主義です。カードローンでの借入の形になり、1年毎の契約になっています。利用できる方が少ない、審査が難しいのですが、金利上限が3%以下という低金利は魅力です。
ただ、自宅の評価額が少ない場合は、どうしても少額の借入(最高1000万円)しかできないこともあり、普通の不動産担保ローンとは全く違う利用になることでしょう。そして、第一抵当権、根抵当権も条件になっています。
初めてのキャッシング
カードローンなどの経験がない方で、キャッシングを希望している方にお勧めです。2%台のキャッシングの不動産担保ローンですが、カードローンでの利用になります。
銀行カードローンは低金利といいますが、ここまでの金利の低さは絶対にないでしょう。不動産担保ローンで多額の資金調達というよりは、とりあえずキャッシングをという方に信用情報の自信があれば、みずほ銀行不動産担保ローンがカードローンデビューがお勧めです。無担保カードローンよりもリスクと返済額を大幅に軽減することが可能です。
