
不動産担保ローン メリット デメリット
無担保のローンに比べると、融資額が大変大きい事は利用上の最大のメリットだと思います。しかし、審査があるので必ず融資を誰しもが受けられるわけではありません。最短でも5日程かかるので、一般消費者金融のような即日融資は不可能です。
融資に至るまでは書類なども揃えたりして、決してスピーディーではないようです。高い金額を動かすので、仕方ないと言えば仕方ないでしょう。金利の相談が可能で、不動産の価値が融資額を上回っている場合など、低金利で相談交渉が可能だったりします。
デメリットに関しては、初期費用が結構高いんですよね。登記手数料及び事務手数料など、費用と手間がかかる点はデメリットの一つです。登記簿謄本に自分の事が登記される為、債務額などを知らない人から見られてしまうという点や、金融機関が優先弁済権を持つ為、無担保ローンと比べて、債務の返済条件に対して変更など相手側は強気な立場になるという事があります。
あるいは、返済が遅くなったり支払いが停滞するような人は、金融機関側の判断によって切り捨てられるといいますか、もう支払ってもらえないと思われた場合、即担保にしている不動産物件(持ち家のマンション)などが競売に出されて売却されてしまうという点も考えられるのです。
これらを総合的に考えると、お金は一時的に多額融資を受けられる場合があるが、下手をすれば家を失ってしまい、金融機関からも返済出来なかった事により信用を失います。最悪はブラックとされてしまい、どの金融機関からもお金は借りれなくなる他、家も無くなるというダブルショックとなるのです。
