
不動産担保ローンと必要書類について
不動産担保ローンの場合、必要書類は多いです。融資審査の時にすべての書類がなくては契約ができないです。
不動産担保の書類
これがなくては話にならないです。
- 登記事項証明書
- 納税証明書
- 建物平面図
- 公図
- 地積測量図
いずれも法務局で入手できます。
契約者の書類
収入証明書と身分証明書です。これは、キャッシングの際に必要とされるものです。
不動産担保ローン審査通過後の書類
- 権利証
- 印鑑証明書
- 住民票
などです。金融機関、業者によって提出書類は微妙に違います。
これ以上多くなる場合もあり、原則保証人は不要とされていますが、場合によっては必要な場合もあります。すべてが揃い抵当権の書き換え後に融資実行になる予定です。

事業融資は別書類も必要
不動産担保ローンが事業資金として使用したい場合には、他に決算書、事業計画書などの所定の書類提出が必要になります。代表者や経営者の提出書類も別に増えることもあります。
金融会社としては、不動産担保ローンは抵当権を入れる信用情報だけの情報ではなく、確実な不動産担保の情報がなくては融資額すら決定できない状態です。物件の状態も書類上だけではなく、実際に目で確認することになります。
お金について
借入のための事務手数料もかかります。これもキャッシングにはないことで、契約手数料は、融資額の2~5%程度。諸費用として、不動産の鑑定料、収入印紙代、登記料などがかかります。
これらの費用もバカにならないものであり、すぐに支払いができない場合は、不動産担保ローンの組み込まれることになります。繰り上げ返済をしたい時に別に手数料がかる場合もあります。
こんなに大変なの?
不動産担保ローンは低金利のキャッシングとされていますが、事務手数料がこんなにかかったのではかえって損?という疑問もあります。
確かに、低額の不動産担保ローンの場合は、キャッシングと変わらないくらいの支払いになる場合もあります。返済シミュレーションを行うことをお勧めします。
